今年は初めてのグランヴィア大阪様。
講師養成講座23期生 テーブルマナー講習会 2014年11月18日(夜)
関西作法会主催、 マナー講師養成講座の授業の一環であるテーブルマナー講習会が、 ホテルグランヴィア大阪様クリスタルルームにて、開催されました。
テーブルマナー講習会の意義
このテーブルマナー講習会は
1.そのホテル様独自のフルコース料理のマナーを学ぶ
2.通常のレストランでは経験できない(食べ方の)難しいお料理のいただき方を学ぶ
3.美しい所作を身につける
4. 机上の勉強を現場で生かす
等を目的とし、大阪界隈のホテルで毎年行っています。
当日のMENU
こちらのホテルは ‘国際料理コンクール・ジャポン2014’にて、 優勝の栄冠を手になさったシェフがいらっしゃるとのことで、 皆期待に胸をふくらませていました。
(参加は、23期生5名と会長はじめ食べることと勉強?が大好きな先輩陣合わせて23名)
そんなホテルグランヴィア大阪様に、ご無理を申し上げ、 この日の私どものために(いただき難いお料理を含む) オリジナルメニューをご用意いただきました。
当日ご出席いただけなかった皆様に、お料理をご紹介いたします。
アミューズ ブーシェ
サーモンの香草風味と野菜のボタジェール風 カリフラワーとプチボワのソース
キノコのコンソメスープパイ包み
これは、カップを覆っているパイ皮を上から上品につついて、 パイ皮をスープの中に落としていただくのですが、 パイ皮の保温力のすごいこと。
スープのあまりの熱さに猫舌の私は火傷しそうでした。
「猫舌の方は、スプーンでスープをかきまわして冷ましてお召し上がりください。」とのことです。
残念だったのは、カップの外側にこびりついたパイ皮 (すごくおいしそうなのに!)はがしてまで食べてはいけないんだそう。
骨付き平目のムニエール セロリラヴのピューレと青野菜添え トリュフ風味のソースで
牛フィレ肉の網焼き レンズとポテト添え 粒マスタードソース
ミルフィーユ バニラアイス添え フルーツソース添え
ブレンドコーヒー パンとバター
写真なし
講習会の様子
もちろん、本日は講習会ですから、お料理を頂くだけではありません。
しっかりたっぷりテーブルマナーをお伝えいただきました。
また、「どんどん質問してください!」の言葉に、 本当にたくさんの質問が飛び交い、とても有意義な時間を過ごすことができました。
そして、楽しい交流のひととき。
個人的に、印象に残りましたのは、最初にナプキンが置いてあるお皿のことです。
それは飾り皿といって、非常に高価なもの。
(ということも全く意識してませんでした!)
ですので、ブレスレットや長くてジャラッとしたネックレス などで傷をつけないようにしてください。
とのことでした。
着けてくるアクセサリーもこういった角度からの注意が必要ということですね。
改めて、大変勉強になりました。
最後になりましたが、ホテルグランヴィア大阪様、 美味しいお料理と、楽しい講習会、誠にありがとうございました。
(萬 智子 記)
【講師養成講座23期生にご感想をお聞きしました】
講師養成講座23期生受講生と講師
◆お料理もとても美味しく、丁寧に教えていただき、楽しく学び多き時間でした。
コース料理を食べる機会は少ないですが、月に1回程度は勉強のためにも時間を設けようと思っております。
「習うより慣れろ」というお言葉、今後も楽しみながら学んでいきたいと思っております。
貴重な機会をありがとうございました。
そして教える側に!!
◆お料理がとてもおいしく、また参加されている先輩の先生方とても素敵な方たちばかりで、おしゃべりに花が咲き、有意義な時を過ごすことが出来ました。
グランヴィア大阪の松本様のお話もユーモアがあり、笑いが絶えないお勉強会でした。
来年も是非参加したいと思います。
ありがとうございました。
◆田野先生のお隣に座らせていただいたことが何よりの勉強でございました。
ホテルの講師の方のお話も知らないことのほうが多く、63年間生きてきたのに恥ずかしい思いがいたしました。
田野先生には、堅い野菜のナイフでの切り方やグラスを音をたてずに元に戻す方法など細かい所作を教えていただき、非常に役立ちました。
お世話をしてくださった先生方ありがとうございました。
◆テーブルマナーに参加させていただき、食事中のコミュニケーションの取り方であったり、ナイフやフォークの持ち方・扱い方や食べ方・食べあわせなど、所作の順序や意味を一つ一つとても丁寧に詳しく教えていただきました。
また、ホテルなど公式的なかしこまった場面における食事に関することだけでなく、日常的な食事の場面との違いや、普段の食事の際にも活用できることなども教わることができ大変ありがたかったです。
一流の大変美味しい御料理をいただきながら同時にテーブルマナーも習得でき、この上なく有意義で貴重なお時間に参加することができ、誠に光栄に存じます。
ありがとうございました。