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関西テレビ「ゆうがたLIVEワンダー」に出演
平成27年8月11日(火)
関西テレビ「ゆうがたLIVEワンダー」の「イマ知り!」のコーナーに トータルマナー株式会社 関西作法会会長 田野直美がテレビ出演いたしました。
お盆直前!今さら聞けないマナー講座
内容は、夏休みもはや中盤というこの時期、お盆に実家に帰省する人も多いのでは? ということで、講師歴37年、マナーの達人、関西作法会会長 田野直美先生に学ぶ 「お盆直前!今さら聞けないマナー講座」でした。
既婚男女500人に聞いた 「お盆にストレスを感じた事がありますか?」というアンケートによれば、 半数の人がお盆の休暇中にストレスを感じているそうです。
そして、
原因の1位が「パートナーの実家に帰省する時」
ついで2位が「帰省先の姑・舅に気を使う時」がランクイン。
みなさん、帰省中、失礼にならないようにするにはどうしたらいいか?ということにお悩みのようです。
そこでまず、お盆とは・・・。
お盆は先祖供養なんですね。
そして、ご両親へも日頃のお礼という気持ちで伺う訳ですから、 それに基づいて考えれば色々答えも出てくると思うのです。
最初は、街頭にて聞いた帰省時の悩みに田野が答えるというVTRでした。
街頭で聞いた帰省時の悩み
①帰省時の挨拶
例えば、夫の実家に帰省した時・・・
夫は「ただいま」妻は「お邪魔します」と言ったら 姑に「よその家に来たんじゃないんだから」と言われた。
その場合、
姑としては『なぜ、他人みたいなご挨拶をするの?』ということになる。
ですので、みんな『ただいま』と明るく元気に帰ってください。
帰省のマナー① 客ではなく家族の一員としてふるまう
②仏壇に手を合わせるのを忘れて帰ってきてしまった。
仏壇に手を合わせるのは帰るときなので・・・
それは間違いですね。
やはりご挨拶は最初になさらないとダメです。
帰省のマナー② 玄関をあがる→手土産を渡す→仏壇に手をあわせる
順番としては、玄関をあがり、「本日はご迷惑をおかけします」といった挨拶をし、手土産を渡す、
その後、椅子やソファーに座る前に仏壇に手を合わせに行くのが正しいです。
③ご飯を作るのを手伝ったほうがいいのか?
いつもは「いいよ」って言われるので、何も手伝わず、料理も作ってもらって、洗濯もやってもらってる。
これは、やはりよくないと思います。
お台所に入るのを嫌がられてるかな?と思えば、テーブルの上をお片づけするとか、何かできることはあると思うので、やはりお手伝いしたほうがいい。
帰省のマナー③ 手伝いを断られても自分でできることを見つける
断られたから何もしない、ではなく自分でできることを見つけることもお姑さんとうまく関係を築くコツ。
さらに、
姑に好かれるワンポイントアドバイス
帰省時のマナー④ 手伝う姿勢が見える 動きやすく清潔感のある服装がオススメ
帰省先はオシャレの場所でもありませんので、エプロンをお持ちいただいて、お手伝いする気持ちで服装もそれに合わせて行くといいかと思います。
そして、一番多い悩みは手土産ということで、ここから、田野の生出演です。
帰省の悩みNo.1 手土産はどうすればいいの?
といことで、
手土産上手になれる三カ条
一、日頃から姑の好みをリサーチ
やはり、いただいてうれしいものが良いので、普段からのコミュニケーションが大切
二、値段よりも量!もしものために数を用意
家族、兄弟が集まるなかで、他の方が何か持ってきて配り始めた時に、「あら、私は持ってきてないわ」ということにならいように、あまり値段の張らないものでいいので数を用意しておくと助かる。
三、仏壇のある家には”お供え”と”手土産”を!
できれば、二つ用意したほうがよい。
のしをつけることで分けることができる。
のしの上書きは、 お供えは”お供え”
手土産は関西なら”夏のご挨拶”関東なら”残暑お見舞い”
”夏のご挨拶”というのはお盆までの挨拶、 関東では7月でお盆が終わっているので”残暑お見舞い”で書くと良い。
無地のしにする方も多いが、のしをつけること自体が一段格をあげることなのに、上書きも名前もないではアンバランスになるので、できるだけ上書きは書いたほうが良い。
その後、ゲストの河島あみるさんと司会の藤本景子さんのお悩み相談に・・・。
どちらのお悩みにも共通でしたが、
・普段からのコミュニケーションが大切
・パートナーの家族に合わせていくということも必要
家族によって勝手が違うのはあたりまえのことなので、自分の素顔を見せつつ、合わせていくと良いのでは、というところで話が落ち着きました。
「ゆうがたLIVEワンダー」出演者、スタッフの皆様、ありがとうございました。
帰省時の際の手土産のマナーについては、以前にまとめたものがございます。
よろしければ、こちらもご覧になってみてください。