平成28年11月19日
東京からお客様をお迎えし、 大阪の下町をご案内するツアーに同行いたしました。
いつも大変お世話になっているS様に、 日頃の感謝を込めて、 また会員との親睦を深めるために、会長のプロデュースで実施いたしました。
S様、会長、下町好き会員6名が集い、ガイドの谷口様について 総勢9名で歴史ある大阪の下町を散策いたしました。
朝10時にJR環状線西九条駅からスタートし、 帰路につく頃は午後5時を回っていました。
会長の万歩計は15000歩をカウントしていてびっくり! 本当に皆さんよく歩きました。
ガイドの谷口様は、旅行関係のプロフェッショナルで、 また地元西九条界隈を知り尽くした会長の旧いご友人です。
旗代わりの青い風船がチャームポイント 旗を使わない訳は・・・「ハタ迷惑だから。」とか・・・ その博識とユーモアたっぷりの語り口で、 楽しくご案内してくださいました。
コースは
☆まずは日本唯一の「安治川トンネル」を経て、 ディープな下町九条を散策。
安治川トンネルは日本初の沈埋トンネルだそうです。
安治川は、船の通航が多く橋をかけることが困難だったため 多くの公営渡船が合ったそうです。
地名にもその名残が…「源兵衛渡」交差点。
昔はこのあたりも水路が入り組み、 源兵衛という屋号の渡し船の発着場だったとか・・・
昭和9年から10年の歳月をかけて 昭和19年に海底ならぬ川底トンネルが開通。
「戦時中は多くの物資も運んだそうです。」 との説明を聞き、まずは安治川を確認 現在の安治川です。
この橋は阪神なんば線が通っています。
別名ベースボールラインと呼ばれるそうです。
理由は、甲子園と大阪ドームを繋いでいるからだそうです。
なるほど・・・
今は橋が出来たため、トンネルの車通行部分は閉鎖され、人と自転車のみ通行できます。
車を通した名残の巨大エレベーターです。
昇降ボタンも大きい!
トンネルの中は整然として綺麗でした。
安治川トンネルを抜け、いよいよ九条下町へ。
戦火をくぐり抜け焼け残った住宅の「うだつ」を見ればお金持ちになれる?のだとか。
下町情緒たっぷりです。
先ずは、キララ九条商店街を散策。
目指すは、テレビでも紹介された 「ジョーズ」のお好み焼きの「かんえい堂」さん。
ジョーズの目はキャビア。
生地に、サメ軟骨粉を練り込んであり、カルシュウムとコラーゲンたっぷり?
これで500円は原価割れだそうなので、1枚を皆でシェア!
もちろん普通のお好み焼きも頂きました。
どちらも美味しかったです。
さすがは大阪ダジャレ好き・・・
よくよく見れば 「上手(ジョーズ)お好み焼き」と 「すっぱいだ~マン(スパイダーマン)お好み焼き」でした。
そして、「岸和田 夢想丸」を売るおじさん!
黄身が二つ以上入っている不思議な玉子だそうな。
買いたかったけれど、割れるのが怖くて断念
玉子に絵を描くおまけつき!
なんとおじさんは「隣の人間国宝」さんでした。
次は、谷口さんお勧めのたこ焼きを頂きました。
その名も「たこやき屋」
熱々で外は芳ばしく、中はクリーミー。
とっても美味しかったです
美味しいタコ焼きを立ち食いした後はナインモール九条商店街へ
商店街を歩けばいろいろな人が谷口さんに声をかけてきます。
相当な人気者です。
商店街を外れ「松島新地」へ
谷口さんから昔警察が地図上の遊郭を囲んだ「赤線」「青線」のお話を伺い
「今は違う色の線で実際に道路に引いてあるからみてください」と言われ???
なんと!センターラインの追い禁の黄色のラインの事でした(笑)
このあたり、今は埋め立てられ完全に陸地ですが、 当時は水路が入り組んだ水の都だった様子を思い浮かべながら、 地下鉄で日本橋へ移動。
黒門市場を目指します。
噂通り凄い人出でした。
外国の方が本当に多い!
谷口さんの青い風船が無いと迷子になりそうでした。
外国の方々の人込みに圧倒されながらも、お昼休憩。
やまと屋さんの店頭でお寿司を頂きました。
その後、 地下鉄で鶴橋へ移動して、 コリアンタウンを歩き 健康と美容に良いという大豆パンのお店 「ダイズインターナショナル」さんでお買い物
いよいよ大河ドラマ「真田丸」ゆかりの地へ
境内に真田丸から大阪城へ続くと言われる 「真田の抜け穴」がある三光神社へお参り
紅葉がとてもきれいでした。
真田幸村の銅像の前で記念写真
真田の抜け穴
善福寺のどんどろ大師さんの横を通り
心眼寺へ
ここは 真田幸村・大助親子の眠る菩提寺です。
真田丸の跡地に立つ顕彰碑 安治川トンネルからスタートし、 西九条、黒門市場、鶴橋のコリアンタウンそして 真田丸ゆかりの地を訪ねる15000歩のプチ旅行。
パワーの源を垣間見た気がします。
大阪の今と昔を堪能したご案内ツアーでした。
ガイドの谷口さんありがとうございました。
(記 伏見眞由美)