関西作法会 創立35周年記念式典
平成29年3月5日(日)11:00~
会場 ノボテル甲子園 甲陽の間
過日、私ども講師が所属するトータルマナー株式会社の前身であり、 現在の教育機関である関西作法会の 創立35周年記念祝賀会が執り行われました。
この記念祝賀会(通称:記念式典)は、 200人ほどのお客様をお招きし、 日頃の感謝と‘お役立ち’を目標に、5年ごとに開かれます。
企画~運営~当日の司会進行まですべて手作りで、 私たち講師陣の‘実践の場’であり、腕の見せ所です。
今回は『心を合わせて笑顔のおもてなし』をスローガンに、 お世話になっているお客様にお喜びいただけるよう精一杯取り組みました。
まずは、多くのお客様にお越しいただき、 盛大に開催することができましたことに感謝申し上げます。
式典準備
式典の準備は、1年前から行いました。
まず、H28年3月に実行委員会を立ち上げ、 当日までのスケジューリング、スタッフの担当役割、 リハーサルの準備等、月1度集まり検討を進めます。
リハーサルは、会場を借り、本番3ヶ月前の12月から3回行い本番に備えます。
今回は2回目のリハーサル時に田野会長直々の着物での所作の指導がありました。
(かなり得した気分に(笑))
式典では、やはり日本の正装である着物でおもてなしをしたいとの思いがあり、 今回参加のスタッフも多くは着物での参加ですので、(もちろん洋服での参加の人も皆) 真剣な面持ちでご教示いただきました。
ロールプレイングもありました。
また、3回目の最終リハーサルは奇しくも田野会長の誕生日でもあり、 サプライズでお祝いし、団結を深めて参りました。
本番当日
そしていよいよ本番当日。
天気予報では雲行き怪しかったのですが、さすが晴れ女会長の意人力!
晴れました!
笑顔でお客様をお迎えします。
一部式典が始まります。
式典中も各自持ち場で控えます。
二部研究発表 ハプニングもありましたが、皆一体となり乗り切りました。
三部は懇親会。
お客様にお楽しみいただきたいとの想いでおもてなし。
一所懸命務めました。
閉会の辞に替わるトータルマナー株式会社の理念の唱和
名残り惜しくもお見送り
手作りの鶴のメッセージカードを添えたお菓子を手土産としてお渡しします。
実践の場としての記念式典
私どもトータルマナーの講師は 皆、関西作法会主催の『マナー講師養成講座』を受講し、現在に至っています。
多くは将来マナー講師として活躍することを希望して、 また自分自身の教養として、関西作法会の門を叩きました。
そして、6ヶ月間の養成講座、次に一年間の専科、そして師範科と学び進み、 講師として活躍をしています。
ですが、この創立記念式典という場は、 日頃講師として人に伝える内容を実際に自分達が身をもって行う貴重な‘実践の場’です。
マナーの基本である あいさつ、お辞儀、丁寧な言葉づかいはもとより、 来客応対としての受付、案内、手なり、半身の姿勢、 そして何よりも大切な臨機応変な対応力、 すべて学び身に付けたものの発表の場でもあります。
また、前述のとおり、企画・運営すべて自分達の手で行いますので、 営業能力や管理能力、チーム内での報連相、互いを尊重し合う重要性等にも 改めて気づくことができ、色々な意味で貴重な場であったと思います。
今後はこの経験を講師としての糧にし、 5年後の関西作法会創立40周年に向けて、心新たに精進して参りたいと存じます。 ありがとうございました。
(水谷 千代子 記)