こんにちは。 関西作法会 HP委員Yです。
先日開催しました「心のおしゃれ講座」のご報告です。
講座を担当した芝池講師より感想をいただきました。
日時 平成30年5月26日 午後1時30分~3時
会場 トータルマナー株式会社
講師 トータルマナー株式会社講師 芝池 公子
内容 家庭でもビジネスの場でもすぐに役立つ、お茶の出し方
心のおしゃれ講座「家庭でもビジネスの場でもすぐに役立つ、お茶の出し方」平成30年5月26日
お客様にお茶をお出しすることは家庭でも会社でも日常ではよくあることです。
今回は、少し気をつけることによって、おいしいお茶を美しい所作でお出しできるよう説明しました。
内容
・お茶を出す前の準備
・湯のみ・茶たくの扱い方
・お茶を出す順番を知るために上座・下座の席の確認
・場面に応じたお茶の出し方
・コーヒーや冷たい飲み物の出し方
また、お茶を出す講義なのでテーブルクロスをかけ、季節の花、紫陽花を飾りました。
そうしましたら、お花の話題で和やかになりました。
今回の受講生は若い方と主婦の方が半々で家庭のこととビジネスの場のことをお話しするのにちょうど良かったです。
茶菓のマナーは日常的なテーマなので、ご存知のことが多いのではないかと思っていましたが、初めて聞かれることも多い様子でした。
例えば「わしづかみ」「往復つぎ」「茶たくの方向」「手越しの意味」「美しい手なり」などは「知らなかった!」とおっしゃってくださったので、それぞれに意味があることを丁寧にお話できる雰囲気で、分かりやすく説明しようと力が入りました。
また、今回はテーマ的に多くの用具や茶器等を見ながら具体的な説明すること、と実技を通して身につけていただきたいと思い準備しました。
その甲斐あってか、実技も皆様楽しく行ってくださいました。
そして最後に冷たい麦茶とお菓子をいただき、皆様笑顔で終了しました。
また、急に産経新聞社様より取材の申し込みがありましたが、おしゃれ講座を多くの方に知っていただく機会と思いました。
(5/27に掲載されました)
最後に、ワンポイントアドバイスです。
良く聞かれるお茶とお菓子の置く位置ですが、お茶とお菓子を出す時は、お客様から見て、右側にお茶を、左側にお菓子を置きます。
これはお茶は熱いもの、こぼれやすい物なのでしっかりと右手で扱っていただくようにとの理由からです。
これからの季節、おしぼりも加えてお出しするなら、おしぼりは一番右側にたて一文字に置きます。
このたびは、多くの方に受講していただき、熱心に聞いてくださったので、楽しく講義ができました。
受講生の皆様、ありがとうございました。
(芝池 公子 記)
受講生の声
・茶たくに方向があることを初めて知りました。
・少し指先に気をつけるだけで手元が美しくなりました。
・お茶とお菓子・おしぼりを出す順番と理由がわかった。
・ふた付き湯のみ茶わんのふたの扱い方を知りました。
・家で実践できることが多いのでやってみます。
・娘にも伝えていきたいと思いました。
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