令和2年10月25日(日)研究科勉強会を行いました。
内容 パワーポイントの使い方 初級
講師 17期生 萬智子
最近では、講座を行う会場設備も充実し、パソコンやプロジェクターなどが手軽に使えるようになり、PowerPointなどのプレゼンテーションソフトを使った講座や研修が増えています。
今回は、研究科生より、以前から要望があった、Microsoft OfficeのPowerPointの使い方の初歩的な内容を勉強しました。
パソコンの扱い方に関しては、それぞれ知識や経験に個人差があるので、今回は本当に初歩的なことから、ということで、
パソコンの基礎知識
・パソコン本体とOS、アプリケーションソフトとの関係
・最低これだけは覚えておきたいパソコン用語
・マウスの使い方と動作の名称
等を最初に学び、同時に操作もしました。
その後、やっとPowerPointを開いてみることになりました。
今回は自宅でソフトが使えるようになるのが目標ですから、皆さんご自宅から自身のパソコンをお持ちいただきました。
それぞれのパソコン自体の癖や使い方の癖があるので、ソフトを開くにも複数の方法があり、それぞれで立ち上げ方を覚えました。
開いてみると、エクセルやワードなどとは、また雰囲気が違います。
エクセルで言うところのシートにあたるものが、スライドということでした。
PowerPointにはプレゼンテーション用の資料を作るための色々なテンプレートが用意されています。
講師の指示のもと、さっそく、テンプレートを使ってスライドをいくつか作成をしました。
文字を入力したり、字を大きくしたり色付けたりするのは、ワードやエクセルとさほど変わりませんでした。
ただ、プロジェクターを使って人に見せるのだから、次のことに気を付けましょうということでした。
・小さな文字は読みづらい
・一つのスライドにたくさんの情報を入れ過ぎない
文字の大きさは、あまり大きくし過ぎてもかえって読みづらく、一度にみせる情報が減ってしまうので、程よい大きさにします。
タイトルなどは最低30ポイント以上
箇条書きなら20ポイント以上が良いそうです。
講師個人的には、タイトルは40ポイント以上
箇条書きは30ポイント以上を使うことが多いそうです。
また、講師の経験から、学生などはスライドの内容をメモろうとします。
講師が板書する代わりに使うのであれば、いいのですが、口述するつもりの内容までスライドに入れてしまうと、学生が一生懸命メモっているので、次のスライドに移れず、授業が進まないということもあるそうです。
スライドにはポイントのみを書き、あとは口述し、口述する内容で大切だと思う内容もちゃんとメモるように最初に言っておくと良いらしいです。
その後、スライドショーの説明を聞き、自分で操作してみました。
今回は本当に基礎ということで、基本的な内容を重点的に聞かせていただきました。
講師曰く、少し物足りないと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の内容だけで、充分講座で受講生にお見せする資料を作ることができます。
ご活用いただければ幸いです。とのことでした。
ありがとうございました。
なお、PowerPointの機能としては、見た目を様々に工夫できるアニメーション・写真のみならす、音声や動画なども挿入し、スライドショーで見せることができます。
もし、ご要望がごさいましたら、研究科で開催したいと思います。
(記 研究科委員)