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「役立つ贈答のマナー、風呂敷包み」

こんにちは。
関西作法会 Yです。

 

先日開催しました「心のおしゃれ講座」のご報告です。

 

日時 令和3年11月27日(土) 午後1時30分~3時
会場 トータルマナー株式会社
講師 トータルマナー株式会社 津森 祐子
内容 贈答のマナー

 

 

では、講座を担当した津森講師よりの感想です。

 

心のおしゃれ講座「役立つ贈答のマナー、風呂敷包み」令和3年11月27日

 

贈答とは、マナーの端的な表現と言えます。
「まごころを贈る」これが何よりも大切な贈り物のマナーです。
相手のことについて正確な知識を集めておき、本当に喜ばれる贈り物ができる、贈り上手になるためのお話をしました。

 

 

内容は以下です。
・贈答とは
・贈り物の意味
・贈り物の種類と時期
・贈り物を選ぶときのポイント
・贈り物のタブー
・風呂敷の知識
・風呂敷包みの実技

 

前半は講義中心の内容でしたが、皆さま、熱心にメモを取り、真剣に聞いてくださいました。

 

送り物の種類として、御中元・御歳暮・お祝い事・お見合い・御礼・手土産などについてお話ししました。
また、『年代別もらって嬉しいお中元・お歳暮の品物ランキング』をご紹介すると、皆さん、納得!という感じでうなずいていらっしゃいました。

 

ちなみ、
お中元の20代、30代、40代の1位はカタログギフト。
50代、60代の1位は酒類。

 

御歳暮の順位は年代ごとにばらけましたが、
ハム・ソーセージなどの肉加工品やビールなどの酒類は概ね人気。
40代以前の若い世代では洋菓子も人気です。
20代はお中元お歳暮ともカタログギフトが1位なのは、自分で選べる自由さがいいのでしょうか。

 

 

後半は、「日本の生活文化を知り、先人の知恵と心を現代に生かそう」ということで、風呂敷の知識と実技を行いました。

 

風呂敷は1300年前から使われていましたが、当時は風呂敷という名前ではなく、「包み布」といって宝物を包む布のことを表していたそうです。


そして時代は流れ、平安時代には「衣包み」と呼ばれ、衣=服を包む布とされていました。
さらに時代が進み、江戸時代に、沐浴潔斎という今でいうサウナのような入浴スタイルができ、
道中、桶や体をふく布などを包み持っていき、風呂でその布を広げ敷いて、その上で着物を脱いで、最後衣類を包んだことから、「風呂敷」と言われるようになりました。(諸説あり)

 

 

最初にそのような説明をした後は実際、色々な贈答品を包んでみました。
風呂敷の包み方としては「真結び」と「ひとつ結び」を覚えておけば、色々なアレンジができます。

 

 

まずは、一般的な菓子箱・チョコなどの小さな箱から包んでみて、そのあとはお酒の箱・ワインボトル・コーヒーボトル・本などを包みました。

 

また、少し珍しい包み方も紹介し、包んでいただきました。

 

 

実際に挑戦してみると最初は少し苦戦されていましたが、慣れてくると笑顔も見られ、横の方と和気あいあいと話しながらなさっていました。

 

最初にも書きましたが、贈答に一番大切なことは「まごころを贈る」ということです。
相手を想い、相手を知り「感謝」の気持ち「おめでとう」の気持ちなど、色々な心を贈り物にのせて贈りましょう。

 

ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
(記 津森 祐子)

 

【受講生の声】(一部抜粋)


・贈答について、知っているようで知らなかった事もあり、勉強になりました。


・風呂敷の包み方をたくさん教わり、プレゼントの時に役立てたいと思います。


・幅広く“贈答”について教えて頂きました。ふろしきの包み方を何種類も教えていただき、勉強になりました。今度トライしてみようと思います。

 











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