田野会長インタビュー 第29回 自宅訪問のマナー2 2019年6月
トータルマナー株式会社、関西作法会、会長 田野直美が 自宅訪問のマナーについて対談しています。
是非、生の声をお聞きください。
~概要~
前回は「自宅訪問のマナー パートワン」ということで、 手土産の選び方や玄関での履物の扱い方などであった。
今回はパートツゥということで、手土産の渡し方についてである。
手土産を渡す際のポイントはいくつかあるが、まずはタイミングである。
基本は応接室で、訪問した目的の正式なあいさつをした後、イスに座る前に渡す。
ただし例外もある。
例えば、土のついた物・生ものなどは玄関先で渡す。
また、渡す際のポイントは、袋から出し、 相手の目の前で方向をかえて渡するのが正式である。
このあたりは、インタビュー動画をご覧いただくとわかりやすい。
ちなみに、相手の目の前で方向をかえるのは、 あらたまって差し上げますという敬意が伝わるからである。
また、悩みがちな手土産を入れてきた袋だが、
手土産の下に敷いて渡したり、
品物を渡した後に、
「よろしければお使いください」と言って渡すと良い。
また、渡す時の口上であるが、 少し前までよく使われていた
「つまらないものですが」
「お口汚しですが」
などは、現代では謙遜し過ぎといわれている。
そこで
「お口に合いますかどうかわかりませんが・・・」
「お気に召すかどうかわかりませんが・・・」
などと言うと良い。
本日の対談動画の中では、
「玄関での手土産の渡し方」
「部屋へ通されてからの手土産の正式な渡し方」
「手土産を渡す際の口上」
を動画でご紹介している 。
ぜひ、対談動画もご覧いただきたい。
今回のインタビューにて使用した動画
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