田野会長インタビュー 第26回 茶菓のマナーパート2 2018年7月
トータルマナー株式会社、関西作法会、会長 田野直美が 茶菓のマナーについて対談しています。
是非、生の声をお聞きください。
~概要~
茶菓接待は来客応対の一つとして、とても大切なことである。
わざわざお越しくださった方に、のどをうるおしていただき、
一息入れてくださいと言うねぎらいの気持ちを表すからだ。
だから、「お茶ぐらい」などと思ってはいけない。
前回はお茶の入れ方についての内容であったが、
今回は客前にお茶を出す方法についてである。
まず、お盆に茶わんと茶たくのセットの仕方
お盆の奥に茶わん、左手奥に茶たく、
お茶をこぼしてしまった時などのために、布巾も用意しておく。
何故、茶わんと茶たくを初めからセットして置かないのだろうか?
それは、茶わんと茶たくを、初めからセットしておくと
持ち運びの時にお茶をこぼしてしまった時、
しずくがおちてお客様の衣服を汚してしまうことになるからである。
また、お盆の右手前を空けておくのは、お客様のお茶を出す直前に、
そこに、茶たくを1枚ずつ置いて、茶わんをセットするからである。
客前にお茶を出す時は、茶わんと茶たくの向きにも要注意である。
茶わんや茶たくに柄がついているもの、
これは、お客様から見て正面になるようにお出しする。
茶たくに木の年輪が入っているものは、年輪が横向きになるように、お客様にお出しする。
他にも、お茶を出す直前にお盆の中茶わんと茶たくをセットして、
お客様に出す時にどのようにお出しするのか?
お茶をお出ししたいお客様が遠くて手が届かない場合は?など。
今回もワンコイン動画セミナーの動画を交えご紹介しております。
また、この動画の撮影日は隣が工事をしている最中であったので、
音が止む数分の間を縫って撮影でした。
今回は、対談動画の最後にこの様子を感じていただけるおまけ動画をつけています。
是非、そちらも合わせまして、対談動画の内容をお楽しみください。