田野会長インタビュー 第22回 案内のマナー 2017年10月
トータルマナー株式会社、関西作法会、会長 田野直美が 案内のマナーについて対談しています。
是非、生の声をお聞きください。
~概要~
今回は「案内のマナー」についてである。
受付が終われば、お客様を応接室などへご案内しなければならない。
案内と言うと、ただ誘導するだけと思われがちだが、すでに商談の始まりである。
受付と同じく、案内の良し悪しで、会社の品格やイメージが決まってしまう。
では、品格のある良いイメージで案内するためにどのようにすれば良いのだろうか。
よくあるケースが、お客様の歩調を確認もせず、前をすたすた歩いて行ってしまう
ということがあるが、それではご案内をしているとは言えないという。
大切なのは、気配りである。
具体的には、
まず廊下、通路などでは「半身の姿勢」でお客様の歩調に合わせながら歩く。
そして、曲がり角では少し立ち止まり、方向を示す。
「半身の姿勢」とは
前半分、後ろ半分に意識をして、体を斜めにして歩くことである。
また、階段ではお客様を見下ろさないように、先に上がっていただく。
ただし、その場合はお客様が複数ではなくお1人であること、階段の幅が広いことが条件である。
それは、階段を上がり切る手前で、案内者がお客様を追い越し、
また、前に立ってご案内するために、その条件が必要だからである。
また、エレベーターのご案内も原則としてお客様・目上が先に乗り降りするが、
案内者がエレベーター外のボタンが押せる位置に立っている場合や、
押せない所に立っている場合、お客様が一人、複数など状況に応じて違ってくる。
これらは実際に動画で学ぶほうが分かりやすい。
皆様も是非、ワンコイン動画セミナー、
またはスキルアップマナーレッスンDVD第5巻の「案内のマナーPART1」 「案内のマナーPART2」をご覧ください。
気配りを形に表現し気働きをすることが一番大切なのだ。
よろしければ、動画を見てのご意見、ご感想をお寄せください。