田野会長インタビュー 第16回 言葉遣い パート3 2016年10月
トータルマナー株式会社、関西作法会、会長 田野直美が 言葉づかいについて対談しています。
是非、生の声をお聞きください。
~概要~
今回のテーマは前回に引き続き「言葉遣い」であるが、
特に「会話・言葉遣いが与える影響や重要性」について取り上げる。
言葉遣いが与える影響とは何だろうか。
会話の目的は、何かを伝えたり、考えを理解してもう、納得してもらうなどである。
その時の言葉遣いによって、
相手に失礼があったり、反対に好感を持っていただけるなど変わってくる。
例えば初対面で友達言葉で話しかければ、人によっては
「初対面なのに馴れ馴れしい人だなあ」とか
「常識のない失礼な人だな」と思われることもある。
好意的に見てくれる人もいるが、まず、
お客様・目上には、しっかりとした敬語を身につけて対応しなければ失礼になる。
ぞんざいな言葉を口にする人は、個人だけでなく会社の信用まで失う。
言葉遣いは、教養のバロメーターであり、会社の信用に繋がる。
些細なことだが、電話などで
「はい、〇〇会社です」と言われるより、
「はい、〇〇会社でございます」と言われた方が、信頼できる会社だと思う人が多い。
他にも「ものは言いようで丸くなる」とか「角が立つ」と言う。
同じことを伝えるにも言い方ひとつで受ける印象が大きく違う。
感じの良い話し方を身に付けたいものである。
具体的には肯定表現にしたり、あとよし言葉で表現すると良い。
例をあげると
「今からはできません」ではなく
「今からはできませんが、1時間後でしたらできます」
また「~してください」と命令口調ではなく
「恐れ入りますが~していただけますか」
などクッション言葉を使ったり婉曲表現したほうが相手は受け入れやすく、
受ける印象が変わってくる。
他にも表現方法はあるが、
このように相手を気遣う言葉遣いを身に付けると、
質の高いコミュニケーションをとることができる。
言葉遣いも相手を思いやるマナーである。
「言葉が崩れると、心も崩れる」
言葉遣い一つが個人だけでなく、会社の信頼や品格に大きくかかわってくる。
また、言葉遣い一つで職場内、お客様とのコミュニケーションが良好になるのである。
是非、生の声を動画で確認してみて欲しい。
よろしければ、動画を見てのご意見、ご感想をお寄せください。