田野会長インタビュー 第4回 マナーの心を表現するには その3 2014年7月
トータルマナー株式会社、関西作法会、会長 田野直美が 前回にひきつづき『マナーの心を表現するには』 というテーマで対談しています。
是非、生の声をお聞きください。
~概要~
マナーの心を形に表現するには三つの柱がある。
1つめは「自然であること」
2つめは「理にかなっている、合理的であること」
3つめは「美しい所作であること」
今回の話題は3つめの「美しい所作であること」についてである。
まず、これは男女を問わずいえることだが、見苦しい所作をしていると、
第一印象が悪いというだけでなく、相手に対して失礼になることがある。
例をあげると、首の折れたいい加減なお辞儀。
自分では敬意を表しているつもりでも、相手は馬鹿にされていると感じるかもしれない。
やはり、美しいお辞儀をしてこそ、相手に敬意が伝わるということはある。
女性はメイクや服装は気にするが、所作も美しくありたいもの。
「確かにそうですね。所作の美しい女性は、同性から見てもとても美しく見えます。」
注意すべきは?
座っていても膝をきっちり閉じる。
手の仕草なども気をつけるとよい。
では、手の仕草とは具体的にどうするのか?
「はい、『先細りの手』と言い指先を少し曲げると女性らしくなります。」
お湯呑みは、親指と人差し指、中指の3本で充分持てますので、
左手も「先細りの手」にする。
そうすると、手が目立たなくて美しい。
また、お客様にお茶をお出しする場合も、
茶たくを同じように「先細りの手」で持つとよい。
今回の動画も、会話だけでなく、実際の湯呑を持つ仕草などを行いながら対談をしています。
是非、動画をご覧になり、生の声と動き、そして実際の所作をご覧ください。
よろしければ、動画を見てのご意見、ご感想をお寄せください。